【特集1まとめ】戦略なき火力政策 行き過ぎた脱炭素の落とし穴

2020年9月3日

エネルギー政策の「脱炭素化」シフトで、火力事業が岐路に立たされている。
もっとも激しい逆風にさらされる石炭火力は、政府のエネルギー基本計画で掲げた
非効率設備のフェードアウトに向けて、規制的措置と誘導策の検討が始まった。
一方で、LNGや石油を燃料とする火力発電の議論は全く行われていない。
わが国は火力を将来的にどう位置づけ、どう事業を継続していくのか。
安全保障や経済性、有事対応の視点も含め「新国家火力戦略」の策定が待ったなしだ。

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